■降段、降級
三段リーグでの降段は、降段点(勝率2割5分以下)を連続2回取ると二段に降段。
二段以下の場合、2勝8敗以下で降段級点。これを消さない内に2度目を取ると降段級。
降段級点 を消すには3勝3敗以上の星を収めなけれぽならない。
■フリークラス編入規定
三段リーグ戦で、2回次点を取った者は
フリークラスに編入することができる。
驚異的な勝率で勝ち上がってきた天才達がしのぎを削り、四段「プロ」となる。
この勝率と
最後の関門の厳しさは他に類をみない。
関門の厳しさ故に、そこを通り抜けたという実績がプロの証である。
アマに対し、連盟が寛大にも門戸を開き、編入試験を実施することになった。
プロアマ交流、将棋のマスコミ話題提供、将棋普及効果、プラス面の評価が先行する。
すでにこの世の人ではないが、強さだけでプロになれるのなら
小池重明さんをプロにしてあげたかった。
バイバスのない関門故、そこを通り抜けようとする者は自ずと努力、精進ができる。
バイパス作ることの可否について最も尊重されるべき奨励会員の意見は
佐藤天彦三段に一任
なんと彼は17才、こんな大役のプレッシャーにつぶされず、普段通りに指してほしい。
アマ相手の勝負、関門としての責任、等を背負っても普段通りの力が出せれば
勝ち負けに関係なく、あなたはプロになるべき人です。
瀬川さんにとって第一戦での勝利はほぼプロを約束される勝利(後2勝は連盟の人選より)であり。
天彦さんの大役を考慮すれば、彼の勝利もプロを約束するものであってしかるべき。
今回の天彦さんの業績(勝敗に関係なく)を評価し、
3回次点をとった者は四段昇段規定を新設し、第一戦で天彦さんが勝利した場合、
この勝利を次点同等とみなし、彼を順位戦四段に昇段させて欲しい。
この処置に対し、納得の評価があっても、非難の声は微塵もないと信じる。
二人とも将棋に没頭していい将棋を指して下さい。盤外に控える二老体を気にせず、楽しんで。
人間相手ではなく将棋の神様と対話するつもりで指して下さい。
アマでありながらプロに勝ち越し、注目を浴びている今の状況が自分にとって
最高の状態だとは思えないのだろう。
現状に甘んじないことが必ずしも、進展を意味しない場合もある。
今と同じ環境、状況で「彼の望むプロ」になれれば、不満は生じないだろうが、
天才集団の中でいつか
関門をくぐり抜けることの意味を知る。
嘆願は自分以外の人のためにするからこそ、美しく響く。
自分のためにするそれはだだっ子が隣の子の持っているおもちゃをくれとせがむのと
あまり違わないような気がする。
「アマのときの自分に戻してくれ」と嘆願する状況にならないよう
自分に叱咤激励を忘れず、バイパスをくぐった代わりに
はいずり回っても、頂上を目指す気持ちを忘れないで欲しい。
私はバイパス不要と言いたいが、会長の記者会見を
ビッグローブストリームにて拝見した。
米長会長、及び連盟の深謀遠慮、「編入試験」は異論を差し挟むことのできない「最善手」か?
以下は「
将棋の消費」ホームぺーじよりの抜粋 すごい慧眼に脱帽した。
瀬川氏は意識していないかもしれないが、今回の試験対局はその結果に関わらず、
将棋のプロとアマの関係の決定的変化を象徴する契機として後に振り返られることになるだろう。
それは「これからはプロもアマも協力して将棋を普及させましょう」といったぬるいお題目の話ではない。
一つには新聞社との契約金に依存した将棋連盟の経営形態が破綻しつつあるというのがある。
だから瀬川氏の熱意には敬意を払うが、そこまでしてプロになりたいものかねと首を捻る向きもあるくらいで、
現代の棋士は金にならない職業であり税務署の査定も最低ランクだったと記憶する。
今回の試験対局について、将棋連盟自ら「タイトル戦に準ずる対局」と宣伝し、
対局映像をブロードバンド配信する(おまけにブログまで用意する)という一種の見世物化に踏み込むのは、
裏を返せば連盟もそこまで追い込まれていることの表れだろう。
そして更に言えば、もはや四段になったから以後は将棋だけ指していれば食っていけるという時代は
終わったことをプロ棋士も自覚する契機になるだろう。
以前より新聞社から棋戦にアマを加えるよう求める圧力は強まっている。
これは平たく言えばプロ棋士の指す将棋がクソ面白くないからそれだけでは金を出せないと言われているわけで、
それに目を瞑り耳を塞ぐ世間知らずのプロ棋士はまったくどうしようもないわけだがそれはさておくとして、
また一方でアマ棋界のトップレベルが下層のプロと肩を並べているのは実は今に始まったものではないのだが、
彼らのプロ棋戦への参加を通じてそれが一般に認知されたのが大きいと思う。